世田谷区の緑を守り緑化環境保全事業の発展に寄与します
世田谷のみどりと
防災を考える会
本会は主に世田谷区内に拠点を有する造園工事業の代表者や技術者等の個人から組織している団体です。
近年、都市における緑地面積の減少は顕薯であり、みどり豊かといわれる世田谷区も例外ではありません。
「世田谷区公園緑地整備方針」および「みどりの基本計画」の施策による新設緑地の増加率よりも、農地や宅地などの開発行為による緑地の減少率が上まっていることが現状です。緑地(植物および土壌や空間の要素)の都市環境に寄与する効果は、空気の浄化・気温上昇の緩和・治水効果・景観的な心理効果。生物との共生効果など多岐にわたります。人間を含むあらゆる生物が生を営み、地球全体の環境を保全していくためにも、かけがえのない重要な要素であることは言うまでもありません。同時に公園や緑地は、いつ起きても不思議ではない地震その他の甚大災害においても重要な防災機能を果たします。区民の一時的な避難場所や被災者の救援活動の拠点として、また火災の延焼防止効果などその機能は安全で安心な街づくりには必要不可欠なものです。
この法人は、みどり環境と共生する都市・世田谷を実現するための施策を考究し、併せて地震その他の災害について防災機能を有する都市の構築を提唱し、発生時の対策をあらかじめ定め災害復旧に寄与することを目的とします。具体的には、緑地や公園の有する環境改善と防災の機能をより効果的なものにするための計画や運営、また屋上や壁面のスペースが未開発の線化可能な空間であるということから、特殊地盤における緑化技術についても専門的な立場から提案してまいります。
世田谷区では区政100周年にあたって区内のみどり率を33%とすることを目指しています。本会は世田谷の「みどり33」運動の達成に向けて全面的に協働し、環境や防災に関連するイベントを自ら企画・運営るとともに、自治体及び関連諸団体の催事にも協力して区民のみどり環境と防災に関する意識の啓蒙に役立っていきたいと考えています。
このような括動を行うにあたって、公正かつ透明性の高い運営を行い、社会的な信用を得て幅広く活動していくうえで法人化は急務であり必須であると考えております。また自治体や関係諸団体への提案や催への参加による啓蒙活動を主たる目的としており営利を伴わないため、会社法人の形式は似つかわしくなく、よって特定非営利活動法人の設立が望ましいと考えました。
世田谷造園協力では、世田谷区が真に環境と共生し且つ災害から区民の安全と生活を守る都市機能を維持するため「21世紀世田谷の環境と防災を考える会」を平成9年に発足させました。
この防災の会は当会員と世田谷区選出の区議会および都議会議員の有志により構成されており、主に以下の事業を行っています。
1.世田谷区の良好な環境を実現すると共に、防災体制を整備するための研究会・見学会講演会等の実施。
2.良好な環境を増進するための活動の展開と、防災のための活動参加協力。
3.防災及び災害時の連絡・出動体制の整備。
4.関係諸機関及び諸団体との連携・協力。
5.環境及び防災に関する広報
上記の事業を推進するため、現在は各支所単位の地域での活動を強化し、災害時における連絡網の整備をすすめると共に世田谷区との協力協定を締結するべく協議を重ねております。
宮城県本吉郡南三陸町入谷字桜沢438-1
宮城県本吉郡南三陸町歌津番所
宮城県本吉郡南三陸町歌津番所