世田谷区の緑を守り緑化環境保全事業の発展に寄与します
2024.11.20
11月17日(日)に玉川区民会館 玉川せせらぎホールにて「せたがやグリーンインフラフェス2024」が開催されました。
グリーンインフラとは?令和6年3月に世田谷区から発行された「世田谷グリーンインフラガイドライン」には以下のように定義されています。
グリーンインフラとは「自然環境が持つ様々な機能を目的に応じて積極的かつ有効に活用 することで、安全で快適な都市の環境を守り、街の魅力を高める社会 基盤や考え方のこと。」となっています。
ちょっと難しいですよね。簡単に言うと「自然なもの、又は自然に近い方法で安全で快適な都市環境を作ろう」ってところです。
グリーンインフラの対極になものはグレーインフラと言います。人工的な施設による都市環境づくりとなり、下水道、コンクリート、アスファルトがこれに当てはまります。
グリーンインフラは植物を増やしてヒートアイランド現象を緩和させたりCO2を吸収させたりすることや、雨水をためる施設を作ったり、ゆっくり地面に浸透させたりして一気に排水しないようにすることで浸水被害を防止したりすることです。
説明が長くなってしまいましたが、イベントの様子をご覧ください。
グリーンインフラの説明と世田谷区での取り組みを紹介するコーナーが入口にありました。
世田谷造園協力会の会員の中で樹木医さんにご協力いただき、園芸相談を行いました。コニファーが枯れてしまう原因はなにか?ドライガーデンを作りたいけどどうしたら良いか?うどん粉病の予防方法は?など、いろんな質問に答えていました。今回ご協力頂いたのは野沢園の樹木医で新堀先生と根岸でした。先輩がいると私はオブジェです。いれば良いだけになっていました(笑)
協力会の展示で雨庭や雨水浸透施設の展示です。緑進造園さん、石勝エクステアさん、野沢園さん、根岸造園土木さんの展示がありました。
保坂区長もいらっしゃいました。当会代表理事の斎藤がご説明をさせて頂きました。
環境戦隊ステレンジャーのショー。温暖怪人から世田谷区を守っています。
こんなに素敵な苔玉づくり体験会も行われていました。係でなければ作りたかった・・。
私を知っている人は知っている松ぼっくりコレクション。園芸相談の時は必ずあります。28㎝の松ぼっくりは圧巻ですよ。
他にもみどりの助成金の申請の相談窓口、雨水タンクや雨庭の助成の相談も行っています。ぜひ、いらっしゃってください。
一般社団法人世田谷造園協力会
〒157-0063東京都世田谷区粕谷3丁目9-5
TEL 03-5384-5410